2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2022/04/23

意味なんてもうやめた。ただ傷をつくっていたい。

2022/04/21

四千字原稿第二段階、4日目。きょうも大変で、おもしろかった。絶望して、どうしてぼくから書くことを奪うんだ、って甘えたこと思ったりしながら、でも、逃げ切った。そして、神について。ぼくに信仰はないけれど、本棚の一角にはキリスト教関係の本がある。…

2022/04/19

一日四千字修行の第二段階が始まって、今日で二日目。といっても、二日ですでに一万字書いている。四千字におさまらなくなっている。それは、声書きというものを始めたからで、要は歩きながら、自分の声を録音して、それを打ち込み直すことなのだが、そうす…

2022/04/14

毎日四千字書く修行、七日目。昨日の時点で感じた限界が、文体模写と手紙、という形式が自然発生したことで、別の展開となって再始動した。Kと話して言われたことは特別な啓示となった。お前は自分自身を見ることで変わるのではなく、誰かと、あるいは何か…

写真 2022/04/14

写真 2022/04/12

みてる 2022/04/12

なにかだめって声部屋のすみのわずかな埃こらえても出てしまう読んでるって替えがきかないとこもっとほしいその声たまらないんだ焼けているのは紙と鉛筆の芯とささくれ忘れないよあなたの胸が机にのったこと忘れない強さのこと空気は切れる文字は増殖する助…

引っ掻き傷 2022/04/12

からだからなにかが出てゆくじっとみる文字だああ家に湧いたしろありのようにむすうの分岐とつらなりをもって出てくるぼくらはじっとしているいまは耐える時あなたがあなたである必要はなくわたしがわたしである必要はないと甘えたことを言うきみはお祓いで…

2022/04/10

毎日四千字の原稿を書く修行を二日前から始めている。今日で三日目。言葉は体を出入りしながら、外を見せ始めている。外を知りはじめて中を知るようだ。四千字はこんなにも簡単に書けてしまうものなのか、という思いと、一日一万字書いたら発狂するだろうな…

写真 2022/04/10

写真 2022/04/09

写真 2022/04/08

手の歌 2022/04/08

じがいすること うつくしいことぼくらのせいかつ 不穏な日々あなたのことすきだあなたの手を抱きしめたい病気を口実にするな戻れないことを憂うなヴァイオリンは弾け飛ぶ昔よく遊んだ友だち 絶縁からどこへ行く生活は幻 ぼくは最初からいなかったそこにはい…

帰る人のうしろ姿は見てはダメなんだよ 2022/04/07

三年日記を買った。五年日記と迷ったが、おそらく三年でぼくは劇的に変わる。濃い三年を意識して。 今日は病院と買い物以外、何もしなかった。寝てばかりいた。本を読まなければ書くことはできない。と、思っているが、それをもう変えたい。絵も、最初は全然…

両手を空に伸ばしちゃうと、その分誰か遠慮しちゃうからね 2022/04/06

日記。役割としての人と、人としての人。どっちも大切。 ぼくらはみな主人公ではない。

もう 2022/02/03

あ てた夕日 きれいやさしいひと いっぱいいっぱい苦しんでるひと いっぱいこえ ととかない水のなかのツェランしたい きれいなしたいつよいこともういえない心がねじまがっているきみの性器なめる味がする まずいつきからつきへ紙をなでる手きみのつめたい手…

トドかなくてよい。そう、トドかなくてもよい、…… 2022/04/05

何も書けそうにはないときには日記を書くことにする。 自分の中から言葉がなくなったとき、パウル・ツェランの詩やサティのピアノ曲を聴くと落ち着くと思っていたけど、サティはだめだった。やってきた、やってきた。ひとつのことばがやってきた、やってきた…

無言の手の息遣い 2022/04/04

夜、きょうも薬を3粒飲んで、効いていく苦痛は褪せてゆく。 本を読もうとしても、文字は意味になる前にするすると抜けていって、胸の内側が脈を打つだけ。 ツイッターをやめてから、流れそうになる言葉はぜんぶぼくに返ってきて溜まってゆく。絶望している…

あの子の体を 2022/02/03

無意識に対する徹底的な叛乱。あらゆるものを批評する。そこで生まれる絶対的な意味。絶対的なものに対する反証。ぼくはあらゆるものに隷属する。隷属から革命へ。お前は文字盤を崩し、文字を燃やしたいらしいな。じゃあさ、あの場所にいた、体操の際に見事…

君がここにいる理由はわかるが、なぜ私はここにいるんだ 2022/04/03

今日、初めて油絵をやった。ぼくは、作るためには読むこと、見(観)ることがなければできないが、ふしぎと絵は無の状態で描くことができる。ある一つの否定に対しそれを肯定することで否定性を浮き彫りにするその操作、あるいは、耐えず自らを論駁する批評…

人物画 step first

病的に捉え、繊細に描写する手つき。繊細さを捨て、色彩を過剰にする。そこに写っていないものを幻視すること。顔よりも内臓の皺を描くこと。荒々しく、素早く狂気を捉えること。

何をしてもすでに書かれてしまっている 2022/04/02

文字を撹乱するために絵が使われたことはかつてあったか? 人物画が文字とは程遠いことは、体がそう答えている。「お前にとって人物を描くことは、人面瘡が体中にできることに等しく、その瘡に話しかけられる予感が、正常なものの世界を打ち壊すだろう」 絵…