2022/04/19

 一日四千字修行の第二段階が始まって、今日で二日目。といっても、二日ですでに一万字書いている。四千字におさまらなくなっている。それは、声書きというものを始めたからで、要は歩きながら、自分の声を録音して、それを打ち込み直すことなのだが、そうすると量がわからず、多く書いてしまう。声は絶えず流れている。その流れをピンでとめるようにして、あるいは声を楽器のように、あるいは書くことそのもののように意識することで、無数の声を立ち現すことを試みている。今日は声で書くことと普通に書くことを織り交ぜた。とにかく調子が悪くならないように、そして調子が良くなるために、いろいろやっていく。書くことに疲れてしまうと煮詰まってしまうので、そこから別の風を取り込むために、絵を描いたり写真を撮ったりすること。ゴダール『軽蔑』を途中まで観た。昔観たときよりも内容を理解している。そしてとても面白い。映画と漫画は、大事です。ぜんぶ大事ですけどね!