2022/04/21

 四千字原稿第二段階、4日目。きょうも大変で、おもしろかった。絶望して、どうしてぼくから書くことを奪うんだ、って甘えたこと思ったりしながら、でも、逃げ切った。そして、神について。ぼくに信仰はないけれど、本棚の一角にはキリスト教関係の本がある。高校のときに買った聖書もある。読んでないけれど。きっと、信仰者の中にも、聖書を少しも読まずに、神に救いを求めている人がいるだろう。それでもいいと思う。ヘルダーリン全集を少しずつ読もうかな。
 読みたい本がたくさんあるのに、このところ読めてなかったけど、神さまについて考えることで、少し余裕がうまれて、読むこともできるようになりそうです。神さま、というよりも、信仰について考えることは、書く人にとっては、何よりも重要なことのように今では思えます。信じること。信じることが、守られているということ。ぼくらはみな崖の淵に立たされていて、すぐに落ちてしまいそうなのだけれど、信じることで守られることで、そこが崖の淵だなんて思わなくなるし、思わないということはそこはお花畑になるかもしれない。もちろん、悪い手がどっと押せば、彼または彼女は簡単に落ちてしまうのだけれど。
 それを知っているからと言って、優越感に浸ったりしないこと。かっこつけて絶望したりしないこと。

 14日で六万字書いている。10日間があっというまだったから、それが10回続くのも、けっこうあっという間な気がする。とりあえず、100日間四千字修行することを目標にする。たまに休んでもいい。無理はしない。体を壊さない。心を壊さない。逃げ方を身につけること。