2022-04-04から1日間の記事一覧

無言の手の息遣い 2022/04/04

夜、きょうも薬を3粒飲んで、効いていく苦痛は褪せてゆく。 本を読もうとしても、文字は意味になる前にするすると抜けていって、胸の内側が脈を打つだけ。 ツイッターをやめてから、流れそうになる言葉はぜんぶぼくに返ってきて溜まってゆく。絶望している…

あの子の体を 2022/02/03

無意識に対する徹底的な叛乱。あらゆるものを批評する。そこで生まれる絶対的な意味。絶対的なものに対する反証。ぼくはあらゆるものに隷属する。隷属から革命へ。お前は文字盤を崩し、文字を燃やしたいらしいな。じゃあさ、あの場所にいた、体操の際に見事…

君がここにいる理由はわかるが、なぜ私はここにいるんだ 2022/04/03

今日、初めて油絵をやった。ぼくは、作るためには読むこと、見(観)ることがなければできないが、ふしぎと絵は無の状態で描くことができる。ある一つの否定に対しそれを肯定することで否定性を浮き彫りにするその操作、あるいは、耐えず自らを論駁する批評…

人物画 step first

病的に捉え、繊細に描写する手つき。繊細さを捨て、色彩を過剰にする。そこに写っていないものを幻視すること。顔よりも内臓の皺を描くこと。荒々しく、素早く狂気を捉えること。